お互いの親への挨拶が終わったら、両家の親を対面させる”顔合わせ”を行います。
・うちの親が粗相しないだろうか
・服装は?
・お互いの手土産は?
・最近の花嫁はしおりを作ってる!
調べれば調べるほど、不安になりドキドキ…。
旦那さんは全く危機感がなく、ハラハラ…。
そんな我が家が行った、結納なし・食事会のみの顔合わせについて体験談をご紹介します。
顔合わせ食事会とは?
事前に親へ確認すること
顔合わせにも、結納をするか・しないか。この判断が大きな分かれ目でもあります。
結納とは古くから日本にある婚約の儀式で、嫁をもらう新郎側の親が結納金や結納品を準備し進行します。そして儀式が終わったら食事会をします。
我が家は私の両親が「堅苦しいことはしたくない」という意向で、相手のご両親も納得してくださり、親睦を深める食事会だけになりました。
周りを見ても、女性側の親が「嫁に出すのだから、きちんと結納したい」と考えを持つ親や、我が家のように「食事会だけ」というご家族もありました。事前に両家の意向を、確認しておきましょう。
いつやるか?
一般的には、お互いの親へ挨拶後、入籍の半年前から3か月前に行うことがベストだと言われています。
相手方のご両親を知らないと結婚を認めたくない!
親世代によっては、そんな風に思うご両親もいるでしょう。具体的にいつやるかは、お互いが中心となって親と相談し決めます。大安や友引など、お日柄を気にするかも確認しておきましょう。
私たちはコロナ禍で顔合わせと式が延期になり、入籍の後/結婚式の半年前に顔合わせを実施する結果となりました。顔合わせ前に入籍となることをお互いの両親に相談した結果、親同士で入籍前に電話をすることに。
どこでやる?
お互いの親の中間点や、ふたりの新居周辺のレストラン・料亭が一般的とされています。
私たちは、お互いの親が出やすい名古屋駅のマリオットホテル内レストランで行いました。
当初、前撮りに両家の両親も招待し、終わり次第食事会をする展開も考えました。ですが、費用とふたりの休みの日を合わせた結果、前撮り日を平日にしたことで前撮り会場”か茂免”さんで、顔合わせも行う案はナシに。
ホテルレストランでは、結納や顔合わせのコースがあるなど対応に慣れているので、当日も安心してお任せできました。また結婚式もマリオットで行う為、下見のような形で行けるのもお互いの親から好感触でした。
服装は?
会場に行ってみたら、あちらさんネクタイしてるわ!
なんてことにならないように、こちらもお互いの親と事前に相談して、ドレスコードを揃えましょう。”フォーマル”と言っても相手方とずれがあるといけないので、「スーツにネクタイ」など具体的な言葉で説明するのがベスト。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
フォーマル | スーツ・ネクタイ | ワンピース・ジャケット |
セミフォーマル | スーツ・ノーネクタイ | ワンピース・カーディガン |
カジュアル | 普段着 | 普段着 |
私たちはフォーマルに、”スーツ・ネクタイ””ワンピースにジャケット”とお互いの親へ連絡していました。
ちなみに私のコーディネイトはこちら。
手土産は?
両家の親同士が親睦を深めるために、手土産を交換するのが一般的です。
おおよその価格帯も、どちらかの親が見劣りしないよう、事前に二人で金額のすり合わせや苦手なものがないか、親へ共有しておきましょう。
私たちは、相場の5千円くらいでお願いしました
最近は「顔合わせのしおり」がブーム
最近の花嫁さんの間で流行っているのが、顔合わせ食事会のしおり。
緊張する両親の為に、お互いのなれそめや家族紹介、顔合わせ当日の進め方について記入したしおりを用意することで、会話に困ることなく進行できるようにするアイテム。
そんなのなくても、お互いの親が勝手に喋るでしょ
そんな我が家はしおりを作成しませんでした
両家顔合わせ食事会レビュー
対面後、お互いの両親を紹介
開始時間を、レストラン営業開始時間にしてしまった為、全員が早めに着いた結果、店前でお互いの自己紹介を軽くすることに…。
新郎の父親が上座に座る
入口から一番遠い席から、男性側の父・母・新郎という具合に着席します。
向かいに女性側の父・母・新婦。よって一番下座には新婦が座りましょう。
始まりの挨拶をする
事前に旦那くんに「新郎が初めの進行をしてね」と伝えていたにも関わらず、お店に入る前に家族紹介の進行をしたからか、着席後は素知らぬ顔。。。
…♬
おーい!!うきうき笑顔じゃなくて、挨拶挨拶!!
私の念も通じず、私の父から
「こういう改まった場に慣れず…どうしたらよいでしょうか」
の一言で、彼のお父さまから乾杯の挨拶を頂きました。
記念撮影
彼のお母さまより、「お食事が来る前に、記念撮影しましょう」と提案を受け、まだテーブルやお化粧がキレイなうちに写真撮影できました。トイレに立ちづらい状況でしたので、女性陣からすると終盤に撮影よりも嬉しい配慮でした。
食事・歓談
お互いの親がそれぞれ会話を楽しんでいたので、特に困ることはなかったです。
ですがお互いの職種が全く違うことから、仕事の話や趣味の話も親通しの共通点がなく、二人の性格や小さいころの話題が盛り上がりました。
お会計
終盤を見計らって、新郎のお母さまがお会計を済ませてくれていました。
もともと結納をしないと決めた時点で、食事会の予約や費用負担は新郎側でさせて欲しいと新郎側のご両親から要望を受けており、私の両親にも伝えていましたので、お会計はスムーズに終わりました。
結びの挨拶
初めの挨拶の状況から、新郎のお父さまが結びの挨拶をしてくださいました。
手土産の交換
顔合わせ開始と同時に交換する場合もありますが、私たちは記念撮影をした後、すぐお食事が届き、バタバタしていたので結びの挨拶後、それぞれの母同士で交換していました。
まとめ)事前にお互いの親と情報共有を密にしておこう
- お日柄を気にするか
- 場所はどこにしたいか
- 服装はどうするか
- 費用負担はどうするか
- 手土産は必要か
- 食事の好み
- お酒の有無
- 触れてはいけない話題はないか…
事前にふたりで必要なことをお互いの親へ相談し、決めたことを共有しておくことで、どちらの親も恥をかくことなく、円満に顔合わせを行えたと思います。
相手側の写真を事前に見せていたことで、母は「どんな方かイメージができた」と安心していました。
失敗もありましたが、お互いの両親とも“良いご両親で良かった”と楽しんで帰ってもらえたので、いい区切りを迎えられたと一安心です。
どちらの親も緊張しているものです。
ふたりが中心となって、お互いの親の架け橋となりましょう♬