こんにちは。名古屋で挙式・披露宴をあげた、ひよりです。
コロナ禍により、急速に広まった少人数の結婚式。
少人数で結婚式って寂しくないかな?
少ない人数なら、披露宴するメリットってあるのかな?
私たちはゲスト含め30名程度と人数が少ないことで、挙式はともかく
披露宴が無事に終わるのか? 盛り上がりに欠ける場面がないか?とても不安でした。
ですが実際に挙げてみると、ゲスト1人1人と会話や写真を楽しむことができ、私たち自身も料理を楽しめる、とても落ち着いた結婚式となり大満足でした。
まだまだ収束しないコロナ禍では少人数結婚式を検討される方も多いと思いますが、悩むあなたに是非オススメしたい
少人数結婚式について、実際に挙げた筆者より、メリット・デメリットや感想についてご紹介します。
少人数結婚式とは?
招待人数が、~30名前後
一般的に、少人数結婚式で呼ぶ相手は、親しい家族と友人だけ。
最近では親戚一同を招待する家族も減り、
家族だけであれば10名前後、親しい友人も含めると30名前後になるでしょう。
私はそれぞれ家族7人/友人8人の合計30名を招待しました
披露宴スタイルや食事会スタイルがある
少人数婚では、
一般的な余興など実施する挙式・披露宴のように行う形式と、
レストランウェディングなど会話を楽しむ挙式・食事会の形をとる形式もあります。
私は、ホテルで挙式・披露宴の形を取りました
会場選びの際に、規模感は決めておく
少人数で大きな披露宴会場や貸切会場を用意してしまうと、当日寂しくなってしまうかも知れません。
またお気に入りの会場を見つけても、コロナ禍で収容人数が更に制限されている場合もあり、少ない人数を更に削る必要がでる場合もあります。
結婚式場を選ぶ際に招待規模を予め決めておくと、
15名まで収容の会場や40名まで収容可能な会場など、より具体的な会場探しができます。
少人数結婚式のメリット
ゲスト1人1人とゆっくり話せる
一般的な50名以上の結婚式となると、披露宴中、
・人の波をよく見て、空いた瞬間に高座にいる新郎新婦を写真を撮りに行く
・ラウンドしてきた新郎新婦と少し話す
・お見送りの際に、最後の挨拶をする(割と待つ)
ゲストと会話できるタイミングは、一瞬です。
招待された人数が多ければ多いほど、満足に会話できるタイミングは少なくなり
筆者も、新婦へ「おめでとう」としか話さなかった式もあります。
対して、少人数婚はゲストとの触れ合いの時間をたくさん設けることができますので、お互いゆっくりとコミュニケーションを取ることができます。
私たちは、それぞれのゲストのテーブルで着席して歓談する時間を設けることができました♬
費用が抑えられる部分もある
披露宴を行うにあたり、人数分の費用がかかってくるものが沢山あります。
- 招待状や席札などペーパーアイテム
- 会場のテーブル毎の装花
- 料理
- 会場・控室代
- テーブルクロス・ナフキン
- マスクケース
これらが、人数が半分であれば半額になりますので、全体の費用から抑えることができます。
準備時間が抑えられる部分もある
費用と同じように、招待する人数が少ないとアイテムを作成する個数も少なくなりますので、
・招待状やペーパーアイテムの作成時間
・招待状の宛名書きをする時間
・引出物を相手別に選ぶ時間
細々とした時間が節約できます。
堅苦しくならない
少人数婚では、先ほどご紹介したように主な招待客は「親しい親族と友人のみ」です。
会社の上司を呼ばないことが多いので、長く退屈になりがちな上司の挨拶もなく
気心しれたメンバーが中心となるので、緊張せず和やかで過ごせるメリットも。
私たちは披露宴の初めにテーブル毎の友人紹介を行ったので、面識はないけどお互い名前を聞いたことがあるゲスト同士も仲良くなれるようにしました◎
料理を食べる余裕がある
お料理に力を入れたと伝えると、
“新郎新婦は忙しくて料理を食べる時間がない“ と既婚者の友人のほとんどから言われました。
たくさんのゲストがいる場合、高座に着席していれば引っ切りなしに友人が来てくれるし、フォトラウンドにも時間がかかります。
私たちは、司会者の方へ料理を食べる時間を確保してほしい旨を伝えてあったので、一通りゲストと歓談した後、ある時間だけ食事の時間が設けられ、ゆっくりとお料理が頂けました♬
ゲストのおもてなしも大事ですが、自分たちも楽しむ時間も大事ですよね。
人数が少なくともセレモニーとして成立する
人数が少ない分、披露宴の形式を取る必要があるのか?悩みました。
写真だけのフォト婚や、挙式のあと家族だけの食事会をするスタイルも検討しましたが
・友人が強く挙式の出席を希望していること
・私自身、友人がいないならフォト婚で充分と思っていたこと
・両家の家族からは挙式をして欲しいと要望があること
・旦那さんが、挙式だけで解散は失礼。挙式へ呼んだ人には食事会でもてなすべきと思っていること
・ただし、コロナ禍なので規模は小さくしたい
色々な意見を踏まえ、少人数で挙式・披露宴を行うことにしました。
人数が少ないことで気になることは特になく、
おもてなしを十分にでき、家族も記念となるイベントができたことに満足しています。
コロナ対策にもなる
少人数を選択するキッカケとして、コロナ対策のために検討されるカップルも多いかと思います。
会場内で密になりすぎず、何かあってもゲストへのケアもきちんと配慮できるのが少人数婚のメリットでもあります。
また、大きな会場を広々と使用させてもらえるので、ゲストたちも窮屈にならず楽しめたと好評でした。
受付や親の負担が少ない
披露宴を行うと、必ず両家のゲストから受付をお願いしなければいけません。
式場のスタッフでは金銭の預かりができないためです。
ですが少人数でしたので、私たちは新婦側の友人2名だけで問題なく対応してもらえました。
またコロナ禍でしたので、お酌は禁止としていましたが、
招待する側として両家の親は、披露宴中にゲストへ1人1人、一言挨拶をするのが通例です。
少人数婚となると、挨拶に回るテーブルも少ないので両家の親もすんなり終えて、披露宴や料理を楽しめたそうです。
少人数結婚式のデメリット
呼べる人数が限られる
一般的な大人数の結婚式では、
・会社で関係のある方
・自分は知らない親族
・A子ちゃんを呼んだらB子ちゃんも…
と、後でお互い揉めないためにも、気になる人は一通り呼ぶことができます。
少人数婚で友人を呼ぶ場合、「親しいと私は思ってたのに…」と気まずくならないためにもゲストの選び方には配慮しましょう。
呼びたくても呼べない場合は、周りの耳から結婚式を挙げることを本人の耳に入る前に、自ら説明しておく必要があります。
ご祝儀は少なくなる
ゲストが少なくなる分、ご祝儀が貰える額も少なくなりますので自己負担は増えます。
ですが先にメリットであげたように合計費用自体は下がりますので、ご祝儀を当てにせず全て自分たちで払うつもりで準備しましょう。
お色直しや演出は、ゲストに配慮しよう
ゲストとの距離が近い分、主役が不在になる時間が多いと盛り上がりに欠けてしまうことも。
また演出がなさすぎるとメリハリがなく、記念の写真も同じようなものばかりになる恐れがありますので、
最低限ケーキカットやムービー上映など用意しておくと安心です。
私はカラードレスや和装などお色直しは行わず、ヘアとブーケだけチェンジしました
まとめ:ゆったりゲストと過ごしたい人に少人数婚はオススメ
少人数婚のメリットは、何と言っても”ゆったりゲストと過ごせる“点です。
コロナ禍で中々会えなかった友人たちと、ゆっくり食事をしながら話したいという希望の下で少人数婚スタイルを選択しましたが、
ゲストが少なかったおかげで、新郎側の友人とも沢山話すことができ
また自分の友人同士も仲良くなるキッカケにもなりました。
同じように落ち着いてゲストと過ごしたいと思われる方へ、是非オススメしたいスタイルです。
まずは、あなたがどんな結婚式をしたいか?じっくり周りと相談してみて下さいね♬