彼からプロポーズされた!嬉しい～と喜びも束の間。「結婚」には、いくつものイベントが待ち受けています。
その中でもまず１番に遭遇するであろうイベントが、“お互いの親へ結婚のご挨拶”。
初めましての方は勿論緊張しますし、面識があっても改まって何をしたらいいのか戸惑う方も多いでしょう。
ひより私も初めましてで、とっても緊張しました…
このページでは、結婚の挨拶へ伺う時の服装・マナー・手土産、当日の流れ、終わった後のお礼まで、筆者が経験した内容を含みご紹介します。
【事前準備】挨拶日の1～2か月前
挨拶へ伺う日程を決める
彼からご両親へ、結婚の報告とご両親のご都合を聞いてもらいます。
基本的に、食事の時間帯を避けた15時前後に・ご実家へ伺うパターンが多いようですが、
ホテルレストランなど場所も、両親と相談した上で決めます。
昔は”女性が男性の家に入る“という考えの下、女性側の親から挨拶を行うことがマナーとされてきましたので、親によっては”女性側の家から”と考えを持っている方もいます。お互いの親の都合と感触をみて、順番は決めましょう。
ひより我が家は、ご両親から”お食事をしながらゆっくりお話しをしたい“と、ご希望があり夜の時間にホテル料亭で行いました。
ご両親について情報交換する
当日用意する服装や手土産にも関わりますし、会話に困ることがないよう、彼と事前に情報交換しておきましょう。
- どんなご両親か
- 何が好きか
- どこまで自分のことを伝えているか
- 結婚後、2人でいつから暮らし始めるか
- 入籍、結婚式はいつやる考えか など。
ひよりこのタイミングで我が家も、入籍・結婚式などこれからのスケジュールについて、お互いの考えをすり合わせしました。
服装を決める
いくら“カジュアルに“フランク”にと言われても、節目の場ですので、きちんとした服装で臨みましょう。
【メイク・髪型】清潔感のある、親世代から好感を持たれるもの
【服装】上品なひざ丈Aラインワンピース◎(明るく淡いカラーがベスト)
【靴下】ストッキング必須
【服装】マキシ丈のリゾートワンピース、ミニスカート、オフショルダーなどきちんと感がなく露出度が高い服装はNG
【素足】親世代の印象が悪いだけでなく、人の家にお邪魔する際に素足はマナー違反です。
顔合わせにオススメのワンピース
手土産を用意する
彼にご両親の嗜好を確認した上で、3,000円～5,000円程度の自分のオススメもしくはご当地の箱菓子や飲み物を持参しましょう。
ご実家に伺う場合、ご両親もお茶菓子を用意している可能性があります。日持ちのしないケーキなどは避け、後でご両親でゆっくり食べて頂けるような日持ちするものがベスト。
ひより私は自分も、ご両親も名古屋在住だったので、当時オープンしたばかりのお店のお菓子詰合わせを用意しました。
【結婚のご挨拶】当日
約束の時間ジャストに着こう
ご実家に伺う場合は、早すぎる到着も失礼です。約束の時間ジャストか5分前くらいに、コートを脱いでインターホンを押しましょう。
5分以上の遅れも失礼となります。早すぎて到着してしまった、遅れそう、そんなときは必ず彼から親に状況を連絡してもらうことを忘れずに。
ひより私たちは料亭に5分前に入りましたが、すでにご両親が待ち構えていてくれました
ご両親と初対面！
玄関先、もしくはホテルレストランのお席に到着したら、立ったまま一言ご挨拶です。
ひより初めまして、ひよりと申します。本日はお忙しい中、お時間ありがとうございます。
「どうぞ」と許可を得た後、入室もしくは着席をします。※2人は必ず下座に座ってくださいね!
そして改めて自己紹介をしましょう。
手土産を渡す
自分の自己紹介が終わったら、持参した手土産を紙袋から出して・向きを相手側に合わせ渡しましょう。
※紙袋は自分が相手に渡すまでの袋です。
ホテルなど、ご両親が持って帰る必要がある場所では、ご両親用の紙袋を余分に貰っておき頃合いを見て、「こちらよろしければ、お持ち帰りの際にご使用ください」と使用していない紙袋をお渡ししましょう。
よく間違えるマナー「つまらないものですが…」は、相手につまらないものを贈るという意味にとれる為、NGです。相手に喜んでもらえるように、自分のオススメを選んだという気持ちを伝えましょう。
ひより私はお母さまもデパ地下が大好きだと伺っていたので、最近高島屋にオープンした〇〇というお店が美味しいと評判でしたので是非召し上がって頂きたくて…
とお伝えした所、コロナ禍でデパ地下も行けていなかったお母さまが大喜びしてくださいました。
歓談の後、結婚の報告
まずはご両親とゆっくり歓談しましょう。背筋を伸ばし、相手の目を見て笑顔で応対すれば大丈夫です。
相手側のご両親や彼から話題を提供してもらうだけではなく、彼から伺っていた両親像と会ってみての感想や、小さい頃の彼の思い出話など、自分からも積極的に会話できたらいいですね。
ひより私は懐石料理を頂きながらだったので、「すっぽんなんて初めて食べました…」なんて他愛のない会話もしていました
頃合いを見計らって、彼から結婚の話を切り出してもらいましょう。※事前にお願いしておくとベスト。
また親の意向を確認しておくためにも、結納や両家顔合わせのやり方、結婚式の要望等あるか確認し、
すでに入籍日など自分たちの間で決まっていることがあれば、共有しておきましょう。
ひより私たちは、一緒に暮らし始める日程と入籍したい日取りについてお伝えし、了承頂きました
【お礼】挨拶～3日以内
帰宅後、まず電話しよう
時間帯にもよりますが、帰宅後は今日のお礼を伝えに電話するのがベスト。
ひより私は挨拶が夜ご飯だったこともあり、帰宅時間が遅かった為
彼と相談し、彼からお礼のメールをしてもらい電話はしませんでした。
お礼状を送ると丁寧
食事や記念品を頂いた場合は、必ずお礼状を送りましょう。
挨拶から日が経ってからではいけません。3日以内にご自宅へ到着するよう、ご両親の雰囲気に合わせ、便箋に直筆でお礼状を送りましょう。
ひより私はお母様も好きそうな、季節の絵柄がついた便箋で送りました
お互いの親への挨拶が終わったら
お互いの親へ結婚の承諾が取れたら、
- 職場や友人などに結婚の報告をし
- 両家顔合わせの日程を調整し
- 婚約記念品を購入、
- 結婚式場の予約
と、まだまだやることは山積みです!
彼と相談し、楽しみながら進めたいものですね。
ひよりご両親と仲良くなれることをお祈りします♬
